長男が腸内フローラ検査を受けたら、まさかの数値が出ました。

口腔常在菌(ストレプトコッカス属)が、平均の約4倍以上

「口の中の菌が、腸にそんなに影響するの?」と、私(母)も最初は半信半疑でした。でも原因を調べていくと、思い当たることがいくつも出てきて……。

そこから親子で食生活と口腔ケアを少しずつ見直した結果、1年後の再検査で83%も改善(約6分の1に)することができました。同じような検査結果が出て不安になっている方へ、わが家のリアルな体験をそのままお伝えします。

くう

長男くんの口腔常在菌が平均の4倍もいる!大丈夫?

そら

口から腸に、菌が流れ込んどる状態やん。よろしくないわ。

腸内フローラ検査の結果から、長男の驚きの数値

腸活に興味を持ち、親子で腸内フローラ検査を受けたときのこと。長男の結果レポートで真っ先に目に入ったのが「口腔常在菌」の項目でした。

口腔常在菌長男の検査値(%)平均値(%)
ストレプトコッカス属5.331.23
フソバクテリウム属0.570.64
クレブシエラ属0

ストレプトコッカス属が、平均の約4.3倍。他の菌はほぼ正常範囲だったので、ストレプトコッカス属だけが突出して高い状態でした。「歯磨きはちゃんとしてるのに、なんで?」というのが、親子そろっての最初の正直な感想です。

口腔常在菌(ストレプトコッカス属)とは?なぜ腸に影響するの?

ストレプトコッカス属ってどんな菌?

ストレプトコッカス属は、口の中に普通に存在する細菌のグループです。数百種類あり、すべてが悪者というわけではありません。ただし、腸内で異常に多く検出される場合は要注意のサインと言われています。

オーラル・ガット・アクシス(口腔–腸管軸)とは?

近年、口の中の細菌と腸内環境のつながりが「オーラル・ガット・アクシス(口腔–腸管軸)」として注目されています。口の中には700種類以上の細菌がいて、その一部は唾液と一緒に飲み込まれて腸まで届きます。健康な腸なら胃酸でほとんど死滅しますが、腸内環境が乱れていると、口の菌が腸に住みついてしまうことがあると言われています。長男の「口腔常在菌が高い」という結果は、まさにこの“口から腸への流れ”が多くなっているサインでした。

口から腸へ菌が届く仕組み

通常、飲み込まれた菌は胃酸で99%以上が死滅します。でも、こんなときは口の菌が生き残りやすくなると言われています。

  • 胃酸の分泌が弱い(胃薬の長期服用など)
  • 早食いで、よく噛まない
  • 歯周病・虫歯で口の中の菌が増えている
  • 免疫力が落ちている
てん

……飲み込んだ菌が腸まで届くなんて、知らんかった……

そら

腸内環境が整っとったら胃酸でほぼ死ぬんやけど、乱れとったら生き残りやすなるんやんね。

口腔常在菌が多いと、どんなリスクがあるの?

ストレプトコッカス属が腸内で増えすぎると、次のような影響が起こりうると言われています。

  • 慢性的な腸の炎症:腸の粘膜がダメージを受けやすくなる
  • 酪酸が作られにくくなる:腸のエネルギー源「酪酸」を生む有益菌が住みにくい環境に
  • 腸のバリア機能の低下(リーキーガット):異物が血流に入りやすくなる可能性
  • 免疫の乱れ:肌荒れやアレルギー、なんとなくの不調につながることも

実際、長男は消化不良などお腹の不調が続いていました。検査で原因のひとつが見えたことで、「口腔ケアの見直し+朝食の改善」という具体的な行動につながりました。

ただし「高い=病気」ではありません。「腸内バランスの偏りのシグナル」として受け取り、生活習慣を見直すきっかけにするのが正解です。

長男の「心当たり」を探ってみた

なぜ長男だけこんなに高いのか、生活習慣を振り返ってみました。

① インビザライン(歯の矯正)中だった
長男はマウスピース型矯正のインビザラインを長時間装着しています。歯をすっぽり覆うぶん、口の中が温かく唾液も行き渡りにくくなり、菌が増えやすい環境になりやすいと言われています。(インビザライン中は口臭が気になりやすいのも、この菌の増殖が関係していると言われています。)実際、長男も当時は口臭が気になっていました。

② 甘いものが大好き
ストレプトコッカス属は糖分が大好物。虫歯菌(ミュータンス菌)もこの仲間です。甘いお菓子が習慣になると、口の中でこの菌が増えやすくなります。インビザライン+甘いものは、菌にとっては好都合な組み合わせでした。

③ 外食が多く、食生活が乱れがち
外食が続くと、糖質や加工食品にかたよりやすく、腸内の善玉菌のエサになる食物繊維が不足しがちです。

④ 歯磨きだけではカバーしきれない
歯磨きをしても、舌・頬の粘膜・喉の奥の菌はなかなか取れません。とくにインビザライン中は、装着前の口腔ケアがより大切になります。

1年間、長男と取り組んだ対策

「何が一番効いたか」は正直わかりません。でも、小さな習慣を積み重ねた結果、数値は確実に改善しました。

口腔ケア編

  • 朝、うがいをしてから水を飲む:就寝中に増えた菌を飲み込まないための習慣。数十秒でできて、一番手ごたえを感じました。
  • 朝食前のていねいな歯磨き:口の菌を減らしてから食べる。インビザライン中はとくに大切。

酪酸菌を育てる朝食ベスト4

口腔ケアと並んで大事なのが朝食です。朝は一日の腸内環境を左右するゴールデンタイム。長男の食卓に、酪酸菌が育ちやすい食材を少しずつ取り入れました。

  1. ご飯に大麦・もち麦を混ぜる(水溶性食物繊維が酪酸菌のエサに)
  2. 味噌汁に海藻をプラス
  3. 発酵食品(キムチ・ヨーグルトなど)で腸内の菌を育てる
  4. 発酵性食物繊維を取り入れる(長男はサプリは一切使わず、これで補いました)

※乳酸菌(ラクトバチルス属など)はストレプトコッカス属と腸内で競合関係にあると言われています。毎朝のヨーグルトも続けました。

今日からの腸活朝ルーティン

  • 朝一番のうがい
  • そのあとにコップ1杯の白湯(腸のぜん動運動を促す)
  • 朝食前のていねいな歯磨き
  • バナナ1本 or キウイ1個をプラス
  • 納豆ご飯 or もち麦ご飯で食物繊維を補給
  • 具だくさん味噌汁で発酵食品と食物繊維をWチャージ

甘いお菓子を減らす

大好きだったお菓子を、頻度と量を意識して減らしました。ストレプトコッカス属のエサを断つ、というシンプルな作戦です。

ボディグラノーラを継続

食物繊維が豊富で、腸内の善玉菌のエサになります。腸内フローラ検査がセットになっていて便利でした。

ボディグラノーラは腸内フローラ検査とセットでしか購入できません。まずは気軽にマイグラから始めるのもいいかもしれませんね。

ミツカンの発酵性食物繊維食品を継続

発酵性食物繊維は腸内で短鎖脂肪酸を産生し、腸壁のバリア機能を強化します

小腹が空いた時にはこれ👇

ミツカンのfibee(ファイビー)が便利です。罪悪感ありません。おやつで腸活って最高です。

てん

むずかしそうって思ったけど、朝ごはんにちょっと足すだけやね。

1年後の再検査結果:5.33%→0.88%(約83%減)

ドキドキしながら受けた、1年後の再検査。

2回目となる腸内フローラ検査の結果は——

菌名1回目2回目変化
ストレプトコッカス属5.33%0.88%約83%減(約6分の1に)

5.33% → 0.88%。平均値(1.23%)を下回るところまで改善しました。

そして数値の改善とともに、気になっていた長男の口臭も、いつのまにか感じなくなっていました(あくまで本人と家族の体感です)。検査の数値だけでなく、毎日の実感としても「続けてよかった」と思えた瞬間でした。

くう

83%減ってすごすぎる!もう平均値を下回ったの?!

そら

1年間、地道に続けた結果やんね。「何が効いたか分からん」でも、続けるんが一番大事やと思うわ。

まとめ|腸活は「口腔ケア×朝食習慣」のセットで

今回の長男の腸内フローラ検査で気づいたのは、腸活の入口は「口」だということ。オーラル・ガット・アクシスのとおり、口腔環境と腸内環境は深くつながっています。

ストレプトコッカス属が高くても、焦る必要はありません。長男が取り組んだのは、こんなシンプルなことだけ:

  • 朝起きたらまずうがいしてから水を飲む
  • 朝食前にていねいに歯磨き(インビザライン中はとくに)
  • もち麦・発酵食品・海藻で酪酸菌を育てる朝食
  • 甘いお菓子の量を減らす

特別なことは何もしていません。でも、1年後の数値は確実に変わりました。腸内フローラ検査は「今の腸の状態を知るツール」。結果に一喜一憂するより、改善のヒントとして活用してみてください。

※医学的アドバイスではありません。本記事は個人の体験・調査に基づく情報です。検査結果の判断や健康状態に不安がある場合は、必ず医師等の専門家にご相談ください。効果には個人差があります。

くう

私も今日からうがいする!まずそこから!

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