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空 くう  次女

猫が鳴く意味は?なぜ鳴いているの?

気持ちよく寝ていたら兄弟猫が抱きついてきて、飼い主に目が覚めた報告をしている

愛猫のSOSに気付くことは、とても幸運なことです。
猫は痛くても苦しくても、ジッと耐える傾向にあります。
静かな場所に隠れて身を守るという行動は、本能的なものだと言われています。
ですから残念ながら、目視で不調を確認できる場合、病気はかなり進行しているでしょう。

もしあなたの愛猫が、鳴き声によって身体の違和感を伝えてくれたら
それに気づけたあなたは、愛猫の隠れた病気を見つけることができるのです。

猫の鳴き声の見分け方

「こんな声で鳴くんだー」という経験はありませんか?
お迎えした猫の声を、自宅で初めて聞くことは、珍しいことではありません。
猫はむやみに鳴いたりしません。話かける動物です。
聞いてほしい相手がいるから鳴いています。
実は猫の声を聞けるあなたは、とても愛されているのです。
あなたの愛猫が鳴いているのは、あなたに話しかけているんです。
なんだかうれしいですね。特別ですよね。
では、愛猫はどんなことをあなたに伝えているのでしょう。

ニャー挨拶ですね
ミャオン甘えています
ニャオーンストレスや不快感のサイン
ウ”アーーオ発情期にみられ騒音の原因となります
クワッカッカッカックラッキング
猫の鳴き声のいろいろ

では、詳しく見ていきましょう。

  • ニャー
テリトリーから可愛い表情を作り、飼い主に話しかけようとしている猫。
ベンガルの甘えたい表情

挨拶してくれる子は可愛いですね。

「なにしてるの?」「きたよー」

たわいもない挨拶は信頼関係があればこそ。

甘え上手な子は表情も豊かです。

かわいい仕草で話しかけてくるかもしれません。

  • ミャオン ニャオン

これは欲求ですね。

「ねぇねぇ」と呼びかけているのでしょう。

声の大きさはどうですか?

ちいさく可愛いミャオンは、「かまってほしい」です。

大好きを言葉で表現していますね。

お願いを聞いてほしくて目を細め、上目遣いと、精一杯かわいい声で訴える猫
鳴き声で訴えるアビシニアン

注意が必要な猫の鳴き方

  • ニャオーン

大きな声でニャオーンと鳴くのであれば具体的な呼びかけです。

つまりあなたにしてほしいことがあります。

次は、最も注意が必要な鳴き声について考えてみましょう。

愛猫からのSOS

大きな声でニャオーンと鳴き、近づいてみると距離を取られ、またニャオーンと鳴いている。

これは、SOSの可能性があります。

鳴いた後の行動をよく観察してみましょう。

トイレに行きませんでしたか?

もし鳴いた後にトイレに行ったら、尿路結石症、膀胱炎、慢性腎臓病などが考えられます。

尿に関係あるこれらは、猫に多い病気です。

特に慢性腎臓病は高齢の猫に多く、猫の死因の第一位です。

尿の量に減少は見られないか。血尿は出ていないか。変化に気づけたら病院です。

できれば尿を持って行きましょう。尿検査は健康状態の把握に重要な役割を果たします。

ストレスによる鳴き声

猫はストレスを感じている場合、頻繁に鳴くことがあります。

愛猫にお気に入りの場所を作ることでストレスの軽減を図ります
愛猫のお気に入りの場所

普段あまり鳴かない子が鳴いている。

あなたのそばではなく、少し離れたところであなたに聞こえるように鳴いていませんか?

ストレスを感じている場合のSOSです。

安心できる場所を作ってあげましょう。

鳴くことが癖になり頻繁に鳴く

うるさく感じるくらいの頻繁な鳴き声。

ニャオンニャオンと鳴き続ける愛猫に、困っている飼い主さんも多いはず。

おしゃべりな子で、欲求不満な子に多くみられます。

例えばそれは、遊んでほしい。おなかがすいた。といったおねだりです。

捕まえられた猫
抱き上げられるベンガル

そんな時はどうするか。

思い切って抱き上げましょう。きゅっと抱きしめて、好きを伝えましょう。

愛猫の気分を変えることが目的です。

抱き上げられて喜ぶ子は少ないですが、満足はするはずです。

愛猫と遊んであげるのは、時間があるときにゆっくりと。

まずはあなたのストレスを和らげましょう。

避妊・去勢手術の必要性

・ウ”アーーオ アオーーン

避妊、去勢手術には抵抗があるかもしれません。

しかし発情期の鳴き声を思い出してください。

苦しそうに聞こえませんか?

手術をすることのメリットは、愛猫のストレスの軽減、病気の予防です。

また自宅で飼う場合には、問題行動の軽減に繋がります。

飼い猫にある特有の鳴き声

・クワッカッカッカッ

クラッキングという飼い猫や幼猫に特有の鳴き声があります。

窓の外の鳥や虫を見て「クワッカッカッカッ」「ケケケケッ」「ニャアンワンワンワン」

など狩猟本能による興奮で鳴いたり、獲物の鳴き声の真似をしたりします。

愛猫が頻繁にする場合は、ストレスのサインかもしれません。

また、野生の猫は、鳴くことで獲物に逃げられるため、クラッキング行動はしません。