こんにちは、Masashiです。

今回は、告知を一つさせてください。
このブログでずっと伝えてきたこと――英語を「覚えるもの」ではなく「仕組みとして理解するもの」として捉え直す――その考え方を、14日間でまとめて体験できるセミナーを開催します。
タイトルは「春のブログセミナー」。2週間、毎日1テーマずつ、英文法の核心を一緒に掘り下げていきます。

■ なぜ「14日間」なのか

英文法の参考書を開くと、章が細かく分かれています。5文型、時制、完了形、助動詞……それぞれが独立したトピックとして並んでいる。
でも、このブログを読んでくださっている方はもうお気づきのはずです。これらは実は、バラバラではありません。
be動詞が「動詞の座が空いたときのスーパーサブ」だという話は、進行形にも受動態にもつながります。不定詞と動名詞の違いは、英語が「左から右へ流れるカメラ」だという視点から見ると一本の線でつながります。have が使役でも完了でも同じ論理で動いているように、英文法の各テーマは根っこでつながっているのです。
14日間という設計は、その「つながり」を体感してもらうための長さです。1日1テーマ、毎日少しずつ地図を広げていくうちに、英語という言語の全体像が見えてきます。

明日からの全14回のスケジュールはこちらです!

【第1週】英語の「骨組み」と「時間」を支配する

最初の1週間は、英語の根幹を支える文法テーマを扱います。

1日目:【5文型】 すべての英文は5つの形に集約される

英語は世界を「出来事」として捉える言語です。SVOとSVCでは何が違うのか。文型を暗記するラベルではなく、出来事の設計図として読み解く入り口です。

2日目:【時制】 橋本環奈の「奇跡の一枚」に学ぶ進行形の正体

なぜ I know は進行形にできないのに、I am running. は自然なのか。ほぼ全員が一度つまずくこの疑問を、橋本環奈さんがブレイクした「奇跡の一枚」という写真の比喩で一気に解決します。進行形の正体は「シャッター」です。

3日目:【完了形】語順が違うだけで「達成感」が変わる? have の正体

「使役の have」と「完了の have」は、実は根っこが同じです。I have my car washed. と I have washed my car. ――わずかな語順の違いが「誰がやったか」と「今の気分」をまったく変えてしまう。その仕組みを解き明かします。

4日目:【助動詞】「can=できる」で止まるな! 助動詞は可能性から始まる

can・must・should・will を「単語の意味」として覚えると必ず破綻します。助動詞とは、話し手が出来事の可能性をどう操作しているかを示す道具です。Accidents can happen. ――「事故はできる?」ではありませんね。「可能性」という一本の軸で、助動詞全体を読み解きます。

5日目:【受動態】カメラワークと「助っ人」be動詞

「受動態は能動態の書き換え」――この理解は英語の本質から最も遠い説明です。A boy broke the window. と The window was broken. の違いは、文法のパズルではありません。脳のカメラがどこにピントを合わせているか、その選択です。

6日目:【不定詞】大谷翔平のシートに隠された「未来への約束」

「名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法」という3つのラベルは、今日から忘れてください。不定詞の核心は、大谷翔平選手の目標シートの構造に隠されています。to のあとには、まだそこにない「未来への約束」があります。

7日目:【動名詞】石川佳純さんのプレーから学ぶ -ing のコア

不定詞(to do)と動名詞(doing)、どちらも「〜すること」と訳されますが、ネイティブの頭の中ではまったく違う映像が流れています。元卓球日本代表・石川佳純さんの躍動感あふれるプレーを思い浮かべながら、動名詞の「ライブ感」と「反復」を掴みます。

【第2週】文を「つなぐ・飾る」で表現を広げる

2週目は、文と文、名詞と説明をつなぐ文法テーマへと進みます。ここを押さえると、長文読解の解像度が一気に上がります。

8日目:【分詞】ハラミちゃんの演奏を「分詞」で実況中継!

YouTubeでお馴染みのハラミちゃんが街角でピアノを弾いているシーンを思い浮かべてください。The woman playing the piano is Harami-chan. ――名詞の後ろに置かれた -ing が、どの人かを特定するラベルとして機能しています。分詞の後置修飾を、難しい文法用語ゼロで解説します。

9日目:【分詞構文】岩本アナの登山に学ぶ「エモさ」の使い分け

暗闇の中を黙々と進み、ついに頂上へ――。Reaching the summit と Having reached
the summit では、同じ「頂上に着いた」でも映し出される映像がまったく違います。分詞構文の「躍動感」と「完了の重さ」を、登山の感動的なシーンで体感します.

10日目:【関係代名詞】「35億」から運命の人を絞り込む技術

地球上に35億いる男性の中から理想の相手を探すとき、私たちは条件を付け加えます。これが関係代名詞の「制限用法」の正体です。さらに、分詞との「体温差」――どちらも名詞を後ろから説明できるのに、なぜ使い分けるのか――もこの回で解決します。

11日目:【関係副詞】漫才コンビ「たくろう」の再結成物語

前置詞と名詞はもともとニコイチのコンビでした。ところが名詞が「which」に改名してピンで飛び出してしまい、残された前置詞は宙ぶらりん……。関係副詞が生まれるドラマを、人気お笑いコンビの再結成ストーリーとして読み解きます。関係代名詞との違いが、これで一発で腑に落ちます。

12日目:【比較】大阪・関西万博の熱気から学ぶ「心の物差し」の極意

The Expo was more exciting than we expected. ――「思ったよりも盛り上がった」という感覚が、比較を理解する最大の鍵です。比較級は2つを並べる道具ではなく、話し手の「基準とのズレ」を表現する道具です。万博の記憶をストーリーにして、丸暗記不要の比較の正体に迫ります。

13日目:【仮定法】「もしも」の世界を「現実との距離」で表す

仮定法は「非現実の話をしている」というサインです。時制のズレの意味がわかると、仮定法は一気にシンプルになります。

14日目:【接続詞】but か however か――「連結器」か「立て看板」か

「しかし」と言いたいとき、but を使うか however を使うか。これは単なる単語の選択ではありません。but は2つの文をガチャンとつなぐ「連結器」、however は次の文の前に立てる「立て看板」。この品詞レベルの違いを知ると、英検・TOEIC・ビジネスライティングで二度と迷わなくなります。

■ セミナーへのお誘い
14日間、毎日読んでいただく中で「あ、これ前の日のテーマとつながっている」と気づく瞬間があるはずです。その瞬間を、ぜひ一緒に体験しましょう。
英文法は、暗記するものではありません。英語話者が世界をどう見ているかを知るための、地図です。14日後、その地図が手元に揃っているはずです。
ご参加をお待ちしています。

てん

今日学んだことは明日使える!コツコツ続けよう


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canとbe able toの違い | 英語の語法思考(京大入試から学ぶ) | 英語の文型の覚え方 | 進行形の使い方 | 過去形と現在完了形の違い

助動詞(can・may・must・should)の使い方 | 受動態の使い方 | to不定詞の使い方 | 動名詞と不定詞の違い | 分詞の後置修飾

分詞構文の使い方 | 関係代名詞と分詞の違い | 関係副詞(where・when・why・how)の使い方 | 英語の比較表現の使い方 | 仮定法の使い方

接続詞と接続副詞の違い


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